当店の沿革

 

 原材料促成1年物真昆布に

「今も昔も大阪の味。昆布商として伝統と品質を守り続けてきた小倉屋の暖簾。その起源は、嘉永元年(1848年)松原久七によってはじまり今日に至ります。江戸時代中期、北前船によって北海道の昆布が大量に大阪へ運ばれます。その時代より大阪人に好まれた昆布、それが真昆布。

近年、地球温暖化などの影響により、天然真昆布(2年生)の入荷は困難な状態となりました。一部の商品におきましては、一年生の真昆布に代替し、対応をしております。大阪の食文化を支えてきた道南の天然真昆布。今となっては、産地の豊作を待つばかりです。  (ご案内しおり前文 2019年12月)」

ご案内しおり前文が変わりました。以前は天然真昆布を全面に記載しておりました…。報道等でご存じのように北海道産の昆布は過去最低の生産量となり天然真昆布は平成29年度を最後に流通がありません。当店の天然真昆布も在庫のみとなりました。2019年度はおぼろ昆布等を促成真昆布(1年生)にシフトし天然真昆布の使用を抑制しました。(天然真昆布のおぼろ昆布・とろろ昆布は数量を限定して加工しています。)逆に出汁用としては天然昆布以外の代用が無くお客様のニーズに応えるようにいたしました。しかしながら在庫は減る一方で大変難しい状況です。いずれにしても、産地の復活以外に安定供給はあり得ません。

 


 当店のあゆみ

1961年10月26日 山本善三郎が平野町小倉屋より暖簾分け
  千成小倉屋開業(大阪市西成区)
1978年-2008年 高石店(高石市加茂グリーンモール)
1990年頃
住之江小倉屋に屋号改称
1980年 住吉店(大阪市住吉区ショップ南海住吉※陳列販売)
  大阪住吉小倉屋に屋号改称
2006年-2008年 貝塚店(貝塚市地蔵堂ジャスコ)
2008年-2012年 岸和田店(岸和田市港緑町岸和田カンカン)
2008年-2009年 堺、浅卯商店にておぼろ昆布、とろろ昆布の手加工をおそわる
2009年- 住吉店(大阪市住吉区ショップ南海住吉)
2016年-  大阪むき込み工房 楽天市場店

 

をぐら昆布系友会 会員
大阪昆布商工組合 会員
大阪商工会議所 会員